今朝の日経でも最近行ったセミナーでもありましたが、不動産が動き始めているようです。

ただ、正確には、金融がとんでも無い動きを見せる様相なので、不動産における「企業」と「金融」が動いているだけとも言えます。

金融緩和が引き金となり、不動産投信（REIT）に金が集まり出し、不動産大企業が土地の仕入れに躍起になっているという事、そして、その需要にこれまで国債頼みだった金融が付いて来ているという事が言えるのだと思います。

中期的には完全に土地価格も底という見解がほとんどです。

そして、業界が短期的に期待する消費増税前の駆け込み需要、、、。

ただ、この駆け込み需要も3％から5％に上がった際のような大きなものにはならないというのが大方の見解ですし、私もそう思います。情報収集力の時代が違います。

また、消費税は「土地」にはかかりませんので、新築を購入する場合は大きな影響がありますが、中古を購入する場合はさほどの影響は出ないのです。

焦る必要は全くありません。

まだ給与が上がって無いのですから、実際に実需の動きはそう簡単には動きませんし、データからも新築件数も中古流通量もここ数年の間に増えて行きます。

良い物件は沢山今後出て来ます。

家探しの前に、まずは自分の資産バランスとキャッシュフローを確立させるという事が先決であり、そのきっかけとして、「住宅購入」という話題をネタに、このGWにでもご一家で話し合うという事が良いのだと思います。