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買ってはいけない不動産・中古マンション

買ってはいけない物件その① 新築物件

買ってはいけない物件の1つ目は、「新築」です。

理由はあなたが契約書にサインをした瞬間に少なくとも10%~20%は

価値が下がるからです。

何と夢の無い話かと思われるかともいらっしゃると思いますが、

家をあくまでも「資産性」という点だけから見ると、

新築を購入するという事は有り得ない事なのです。

 

買ってはいけない物件その② 地方物件

これからの日本の不動産は極端に2極化して行くと考えられます。

東京都心・地方都市の一等地・若者が自然に集まる都市は上がり、

その他はまだまだ下がって行きます。

これは日本の経済がインフレに向かったとしても地方は下がり続けるでしょう。

日本が海外移民を無条件に受け入れて、

人口が増加していくような国家を目指すのであれば話が変わって来ますが、

このまま人口減少の一途を辿る日本において、

日本全体の土地が上がっていくような時代はしばらくは来ません。

買ってはいけない物件その③ 建物残存年数の短い建物

建物の価値は築年数ではなく、建物残存年数です。

何年経った建物かと言う事ではなく、

これから何年使えるかと言う事が重要なのです。

中古物件を選ぶ際には、この視点がとても重要であり、

この建物が何年使えるかを判断する能力が求められます。

リスクとは金額の高い安いでは無い

売れない・貸せない地方の新築一戸建てを2,000万円で購入するリスクは、

東京都心の駅徒歩5分の築20年の中古マンションを6,000万円で購入するより

遥かにハイリスクと言えます。

リスク=金額の高い安いでは無いと言う認識がとても重要です。

家選びにおいての3大リスクは、

「値下がり」「貸せない」「売れない」事です。

どうしても、こう言う話をする場合は極端になってしまいますが、

論理的な分析をすれば前述の3つの条件に当てはまる物件は

今後購入してはいけない物件となります。

 

しかし、家選び・家づくりはこのようなロジックだけで

決まるものではありません。

親の面倒を見る為に一緒に住まう家を作りたい、

子供を自然溢れる田舎で育てたい、

都会の喧騒から離れたライフプランを計画したい、

等、ロジックだけで幸せに繋がる家選び・家づくりになるとは限りません。

むしろ、そちらの方が優先すべきであり、人生においては遥かに重要な事です。

しかし、豊かさを求めるにはロジックで示せる強さも必要であると言う事は

常に頭に入れて不動産選びをする必要があります。