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お金持ちであるという事

金融緩和による円安株高に世間は沸きたち、金利が少し上がれば上がったで心配になる。

人の性かも知れませんが、一喜一憂とはこの事だと思います。

 

現在の10年国債の利率が0.7%が3%になると日本は破綻すると論じる方もいます。ちなみにアメリカが2%、韓国・オーストラリア3%、ブラジル9%ぐらいです。

何故日本だけ3%で破綻するかと言う根拠になるかというと、1000兆円ある借金の年間利息だけで30兆円を超えて、税収を上回り、借金の返済が出来なくなるという話です。

単純にそうなるかは別として、日本は他国に比べて金利上昇は危険だという事は確かな様です。

それ以前に、住宅ローン金利が上がったら、買える家も買えなくなる。変動金利で借りている場合に返済額が増えてしまう。こちらの方が死活問題です。

 

ただ、いくら民主国家といえども、我々庶民がこんな事を気にしていても仕方がありません。何か努力によって、金利を抑えられたり、為替相場を動かせるなら別ですが、、、。

残念ながら、いつどこでどんなリスクが生じるかは解らないのです。

 

誰でもお金持ちになりたいという気持ちは多かれ少なかれあると思います。

所で、お金持ちであるという事はどういう事かちょっと考えてみました。

 

1億円現金がある人?

10億円の資産があり、9億円の借金がある人?

100億円の不動産を持っている人?

 

私が考えるお金持ちとは、「どのような状況であっても家族が破綻しない人。」だと思います。

 

急に転勤が決まったら

会社が潰れたら

円高になったら

円安になったら

株安になったら

国が破綻したら

ハイパーインフレになったら

 

全ての可能性がゼロではありません。

そんな時、経済的に家族を守るのはどのような資産バランスであるかです。

 

ハイパーインフレが本当に起きれば、資産を全て現金で持っている人は破綻です。

明日、ミサイルが飛んできて、株が暴落するかも知れません。

もっと身近で行けば、明日会社が倒産するかも知れません。

 

お金持ちとは、資産の額や所有物では無く、どんな危機も数年は乗り越えられる資産バランスを持つという事だと思います。

 

その安心という土台にこそ始めて豊かさが積み上げて行けるのでは無いでしょうか。